CaltechのDavid Andersonラボのポスドクで、最近Johns Hopkinsの独立ポジションを確保された苅郷友美さん(@TomomiKarigo)にお越しいただき、これまでのキャリア、ビビッドなジョブハントの経験談、直近の論文の裏話などを伺いました(9/5収録)
Shownotes:
- Wu Wei
- Davidのemailアドレス:wuwei[at]caltech.edu
- 苅郷さん google scholarページ
- 当時の理学部生物学科 動物学コース
- 岡良隆先生ラボHP
- 奥山さんの回その1 その2
- 臨海実験所
- David AndersonラボHP
- 2014年のLee et al.
- Dayu Lin 2011年の論文
- Neuropeptideが脳下垂体を調節する…の論文1 2
- 苅郷さんのヒューマンフロンティア
- 上原(海外留学助成)
- 孤独になったら緑色に:Social Isolationでタキキニンが上がる、の論文
- 苅郷さんのAndersonラボでの論文
- Remedios et al.
- USV: ultrasonic vocalization
- アン・ケネディ
- インターセクション:FLPとCre2つの組み換え酵素を用いて発現制御するINTRSECTのこと
- Moriel ZelikowskyラボHP
- 手動Google Scholar:in press論文を手動でGoogle Scholarに入力すること
- NeuroRumblrのサイト twitterアカウント
- 運営者のAdam J Calhoun twitterアカウント
- 井上さん(回)1 2
- ERC Starting Grant 募集要項(PDF注意)
- 宮道さんの回
- Johns Hopkins のNeuroscience Department
- Johns HopkinsのKennedy Krieger Institute
- University of Southern California のBiology Department, Neuroscience
- ハードマネー:大学から出る給料
- ソフトマネー:自分が取った予算から出す給料
- ダレス空港
- Pietro Perona ラボHP
- DavidとのMachine Vison系論文
- 補足 by 苅郷さん:DavidとPietroコラボの新しいtracking & behavior classifier論文がオンラインになりました。これは、プロジェクトデザインの最初の頃から、フィードバックしたりデータの提供をしたりと関わってきたものです。
- Doris Tsao (CaltechのHP, 最近バークレーに移動)
- Israel の某Institute
- 井上さんの同期
- Teaching Statement: 何を書くか、等はこちら(PDF)
- Diversity Statement: 差別や不平等に対する考え方・これまでの貢献など。書き方
- 以下、オンラインに転がってるジョブセミナーの資料について、補足 by 苅郷さん:
- UCSF, UCSDのキャリアセンターのウェブサイトは色々参考になりました。各種Statementの例とか載ってます。
- あと、Academic job huntingのコンサル。これ、書籍が有名だけれど、ウェブサイトにあるコラムも参考になります。私は前の年にジョブハントしてた友人に書籍をもらったので、一部かいつまんで読みました。(人文系のジョブサーチが例で出てるので合わないところもある&ちょっと極端?って思うところもあるけれど、そこは自分で判断)
- あと、各大学で夏の終わりぐらいから、ジョブハント系のワークショップとか、結構やってると思います。例えばこんなのとか:1 2 こういう系のセミナーを冷やかしに、行ってなんとなく雰囲気をつかみました。
- Chalk talkとは何ぞや、というのを知るにはこのビデオが良かったです。
- あと、UCSFが過去のJob seminarを公開していて、こちらも何となく参考になりました。特にFuture directionどのくらい話せばいいんだろう、とか(稲垣さん・・・!)
- Caltechがポスドクに提供しているTeaching経験を積むためのコース:ポスドク・院生が主に学部生を教える機会を与えるBi 23というコースがあります。これはBiology DepartmentがAlice Huangさん主導でやっているのかな。私がBradyとAmitという同僚と一緒に教えたのはこのコース。
Bi 23. Biology Tutorials. 3 or 6 units: second term. Small group study and discussion in depth of special areas or problems in biology or biological engineering, involving regular tutorial sections with instructors drawn from the divisional postdoctoral staff and others. Usually given winter term. To be arranged with instructors before registration. Graded pass/fail. Instructor: Huang.
2021年のシラバスがオンラインで見つからないのですが、今年のやつはこれ。ポスドクらがシラバスなどを作ってコースを提案して、学生が集まれば開催される、という感じです。我々は、”Being Emotional: What are emotions and how can they be studied?”というタイトルで、Lecture + discussion + Journal readingのクラスをやりました。(by 苅郷さん) - (関連して)CPET :教育とは、授業の組み立て方、みたいなのを体系的に教えてもらえるコースのようなもので、確か受講すると最後にCertificateのようなものがもらえると聞きました。ラボにこのコースを取っていたポスドクもいました。(by 苅郷さん)
- Deisserothの講習会 (註:ATGCと言ってしまいましたが、正しくはGTCAでした by まささん)
- カルテクのWriting Consulting Service: Hixon Writing Center
- Solomon Snyder Institute: Johns HopkinsのNeuroscience Departmentのこと
- Solomon Snyder InstituteのPI達
- 若い動物でplay behaviorが見られる
- ラットくすぐった論文
- かくれんぼ論文
- BrechtラボHP
- Davidは元々Neural Crestやってた
- Ann Kennedyの1stの論文 (3人co-first)
- PrabhatがファーストのeLIFEの論文
- Lingyun さん
- 趣味でネズミの絵を集める
- Questionable Animal Figures
Editorial notes:
- これまで実験中にリスナーとして聞いていたNeuroRadioに、ゲストとして出演させていただけるとは。ありがとうございます!ホストのお二人、そしてゲストの井上夫妻に誘導していただき、楽しくあっという間の収録時間でした。
聞きなおしてみたら、間が多くて自分の日本語の不自由さに驚きましたw萩原さん&宮脇さん、研究をしながら、論文紹介にインタビューに編集にと、すごいとしか言いようがありません。近いうちにお会いできますように!北米オフ会とかできたら楽しそう。
Karigo Lab、2022年4月よりJohns Hopkins Medical school, Neuroscience department & Kennedy Krieger Institute にて始動します。Social behavior、Development、Brain-body interaction、研究留学に興味のある方、karigo[at]caltech.eduまでご連絡ください!(苅郷) - オフ会いいですね〜!パンデミック落ち着いたあたりのSfNか日本神経科学会でしょうか。リスナーさんも呼んでワイワイしてみたい笑(宮脇)
- 公開まで時間がかかってしまい申し訳無いです。完全に僕のテンパりによるものです汗(萩原)
- 二度目にお邪魔しちゃいました(笑)苅郷さんがポスドクからアメリカに来た人向けに如何に最新のアメリカjob marketに対応すれば良いかを一から教えてくれてます。正座して聞く価値あります!(まさ)
- 乱入させて頂いちゃいました(笑)。アメリカでジョブハントを始めるにあたり、大事なことが沢山聞けて本当にためになりました。少しでもアメリカでジョブサーチする可能性のある方は、なるべく早く苅郷さんの教えを実行すると良いと思います!(後悔中)(さやか)